Believe君にかける橋が2024年6月6日に公開されました。
板東組の社長北大路欣也さんの演技、さすがです。 狩山と親しい坂東が、証言してくれるところまで漕ぎ着けたが、恐らく一筋縄では行きませんね。
今回は、Believe君にかける橋の7話のネタバレと次回の考察についてお話ししますので、参考にしてみてください。
Contents
Believe君にかける橋7話のネタバレ感想
黒幕は誰だ?
毎回、毎回裏で操ってる人間を推測するも皆怪しく見えてくる。陸の「もうだれも信用しない」の言葉が痛いほどよくわかる。
果たして信じて良いのか?秋澤弁護士も解任され、南雲も何も語らない。遂には帝和建設も文江に切り捨てられ、磯田社長も窮地に追い込まれた。渾身の土下座をする場面で息を飲んだ。
しかし、覆らない。文江も怪しく見えて来た。林区長も行方が分からず、本当の黒幕は誰なのか?事態は刻一刻と急展開。危険極まりない事件の核心に向かって、まさかの点と点が繋がってゆく。いよいよクライマックスに突入。片時も目が離せない状況が続きそうです。
桑原の陰謀と、秋沢の黒い過去
南雲が桑原の指示で、黒木の兄に金を渡して、事故を起こさせたのは、驚愕ですが、桑原は、官僚出身の社長磯田を失脚させて、業界4位の帝和建設を事故で信用失墜させて、ライバル会社に吸収合併させてから、自分が社長になるために、行った陰謀かと思います。つまり、桑原はライバル建設会社と通じている人間です。
ただ、それだけでなく、桑原は榛名知事にも選挙で賄賂を渡して、帝和建設に橋の工事を落札させるように、裏工作を仕組んでいた疑いがあります。 そして、榛名に、磯田に橋の工事から完全撤退させて帝和を窮地に追い込むのが最初からの桑原と榛名が書いた筋書きのようです。
一方、秋沢は狩山の代理人でありながら、磯田、桑原に証拠のSSDを消すのに協力し、狩山に自首して服役を勧めるのは、弁護士として利益相反の行いをやっており、弁護士会から懲戒処分を受ける可能性があります。 そもそも、秋沢は林区長と関係があった疑いがあります。 林の家が放火されて死んだ隣家の女は秋沢の母で、秋沢が林に恨みがあって、林に狩山を逃亡させて、林に責任を負わせて復讐した可能性があります。
狩山の逃走にハラハラ
黒木の手助けで狩山が再度逃走し、再度真実を突き詰めるために奔走するところはハラハラしました。社長の磯田にアプローチしたものの、弁護士の秋澤が登場し結局何も証拠を掴めずでしたが、磯田がやはり信頼できない人間であることはわかりました。
狩山は一緒に仕事をしていた下請けの坂東社長に会いに行くものの、「正義だけじゃ食っていけない」と突き返されてしまうところに絶望を感じてしまいました。仕事をしている時には仲良く絆を感じていたものの、結局仕事を与える側ともらう側の立場の違いが明確になったのがしんどかったです。
妻の玲子も体調が悪い中、狩山の無実を証明させようと動きだすところに最期にかける夫婦愛を感じました。南雲もすべて知っていた、と病室で告白をしていましたが、結局狩山は信頼できる仲間が誰もいなかったのかもしれないと思うとかわいそうでなりません。次回以降の真相が気になります。
誰を信じていいのか
全話見てきた中でなぜこのタイトル名なのかよくわかっていなかったのですが、ここにきてやっとその意味がわかるようになりました。誰を信じていいのか、信じていけない人は誰なのか、狩山にとってその見極めが非常に大事ですし、それを見誤ってしまうといつ捕まってもおかしくない状況の連続でとてもスリルのある展開でした。
その中で間違いなく味方と言えるのは彼の妻で「せめて私だけでも味方にならなきゃ」の言葉には胸が熱くなりました。狩山がこの言葉を聞く事が出来たらどれだけ心強いだろううかと想像します。
味方になりそうな人物が次方次へと出てくるものの、様々なしがらみのせいでなかなか味方にならないもどかしさを感じましたし、一方では何があっても諦めない狩山の姿を見ていると、この執念に狩山に賛同してくれる、味方してくれる人物は出てくるのではないかという希望も見えてきました。
Believe君にかける橋8話のネタバレ考察
真実に辿り着けるのか
「龍神大橋」建設現場の崩落“事故”は刑事黒木の兄、若松が片棒を担いでいる”事件”であることが明らかになった。裏で若松を操っていた黒幕が良そうだが、それが誰なのか?あと一歩のところまで来ていますよね。
都知事は磯田社長とも林区長とも繋がっていて一番黒幕に近いのではないかと踏んでいるが果たして。狩山が脱獄・逃亡してまで明らかにしたい真実とは?
激しい怒りの感情に支配された狩山は、身の危険も顧みず、必ずや全貌を明らかにしようと決意し、共に真相を追い求めてきた刑事・黒木と秘密裏の協力体制を敷くも制止を振り切り、暴走し始めます。
愛する妻・玲子に「俺と別れてくれ」とすぐさま離婚届を出すよう電話で伝える。玲子は入院を先延ばしにしてまで狩山の為に無実の証拠を手に入れようと奔走します。
黒木の反撃開始
黒木は帝和から若松に金が渡って事故が演出されたのをマスコミにリークさせると予想します。 そこで磯田は、榛名から警察に捜査をさせないように、又、桑原が賄賂を贈った事実をネタに帝和を工事から撤退させるのを防ごうとして、磯田は自爆覚悟で、賄賂を公表すると榛名に電話したので、榛名が、自分を脅すのかと怒るようです。
その上で、保身を図りたい磯田は秋沢に、狩山の代理人でありながら、不正の証拠を隠すのに加担したのが、利益相反になると脅して、桑原が磯田に責任をかぶせないように、桑原が自分の知らないうちに勝手に裏金を若松に渡したとマスコミにリークさせるように頼むと予想します。 一方、黒木は梶田を使って、玲子に黒木が磯田が事故を仕組んだ証拠を入手したと言わせて狩山を誘い出す計画を立てると予想します。
玲子は梶田に狩山を逮捕してと頼むようですが、梶田は玲子に狩山を誘いだすのは、狩山をだますことになっていいのかと確認するようです。それでもいいと玲子が答えたので、梶田は狩山に連絡するようです。黒木は狩山を誘い出して逮捕させてから、狩山の冤罪を晴らすべく、帝和の不正の証拠を秋沢に渡して公表させると予想します。
橋の事故の真相は政治がらみ?
帝和建設が起こした事故に対し、磯田社長が手引きをしていた可能性が出てきましたが、都知事も登場してきたこともあり、何かしらの政治がらみの裏工作があったのではと推測します。
亡くなった若松がお金をもらう代わりに事故を引き起こしていたのではという疑惑や南雲が会社からお金をもらっていたという発言もあり、かなりのお金が動いていたようです。都知事やそれに近い政治家たちが橋の計画において口利きをした、裏金を使うなどの不正を行い、それを隠すために橋自体を壊す事故を引き起こしたのではないかと思いました。
橋の設計をしていた狩山に罪を擦り付けるために会社ぐるみで隠ぺいの計画をしていたのであれば、本当に恐ろしい話だなと思います。
狩山に大きな追い風が吹く
狩山の事を心から味方してくれ信頼できる人物は妻のみという状況が続く中で、それまで会社を守る事に100%の力を注いでいた磯田社長が都知事から裏切られたことで、都知事の暴挙を一気に暴露する方向に行くのではないか、つまりそれは狩山にとって大きな追い風が吹くのではないかという希望が見えてきました。
磯田社長がそのように舵を切れば当然帝和建設及び帝和に関わる企業も磯田の意向に同調する可能性も高いので、次から次へと狩山に味方をして信頼できる人物が出てくるのではないかと思います。
気になるのがなぜ都知事や帝和が橋を崩落させようと計画を立てた事です。この点についてはまだ全く解明されていませんので、8話でその理由がぼんやりとでも解明、もしくは何か解明へのヒントが与えられる展開になるのではないかと予想します。そうならなければこの事故の全貌が全く見えてこないからです。