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新宿野戦病院の1話ネタバレ感想と考察!亨は案外素直な性格をしているのかもしれない?

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新宿野戦病院の1話が2024年7月3日に公開されましたね。

医療ドラマというと、ストーリーの展開が与える色は、白衣をイメージさせる白か、あるいは清潔に管理された現場から連想される透明だと思います。

しかし、このドラマはどぎつい原色(極彩色)をイメージさせる異色の医療ドラマだなと思いました。

新宿野戦病院の1話ネタバレ感想

クセの強い人物が続々登場

1話らしく登場人物を少しずつ紹介していきますが、極彩色の世界を彩るくせの強い人物ばかりで、いつもチャラくて煮えきらない美容外科医の高峰享、裏に秘めているものがまだ見えないNPO法人エリア代表の南舞、人は良さそうだがミステリアスな看護師長の堀井しのぶらが、1話からすでに濃い個性を発揮しています。

そこに現れる元米国軍医というヨウコ・ニシ・フリーマンが、さらにクセが強く、ストーリーの自由奔放さをさらに深めています。だけど同時に、すでにどこかチーム感が出てきている、不思議なドラマだと思います。

とても面白い作品

さすがに宮藤官九郎作品だけあり1話を通して随所で笑えるところがあり、時には腹を抱えるほど大笑いもできとても面白くもあり楽しくもありました。

現在放送中の朝ドラを見ていてそちらに出演している俳優が複数こちらの作品にも出演しているのですが、随分違うキャラクターを演じている為に、同じ俳優とは思えないほどでその点でもとても面白く感じています。

舞台の新宿の歌舞伎町と言えば有数の歓楽街ではありますが、画面をよく見ていると昔ながらの下町風情の雰囲気が残っている場所もあり案外落ち着いた街でもあることに少し驚きました。

聖まごころ病院の院内の雰囲気は暗く殺伐としたイメージながらも外観はとても立派でもあるのでこのギャップにも驚いています。

予想以上のドタバタ劇

コメディドラマなので、芸人さんのコントみたいなもんだって割り切って見られたら面白いんだろうけれど、外科医がいないのに処理していたり、麻酔なしのホチキスや、ドラマの見様見真似での脳手術とか、見ていて恐ろしくなってしまいました。

慣れれば、このドタバタ劇を楽しく見られるはずなので、もうしばらくの辛抱かな。そして、しのぶさんめっちゃ良いキャラでしたね。ヨウコに通訳しているときの、話し方とかリアクションが柔らかくて良いし、素敵な看護師さんだなって感じました。

なので途中で、しのぶさんが男か女かって議論になっていたのが、ちょっと嫌だったかも。正直仕事をする上で、相手が男か女かって私は気にしたことがないので、それ知ってどうするの?って聞きたくなった。

ハチャメチャで面白い

新宿の歌舞伎町を舞台にした病院でのドタバタ劇がとても面白かったです。主演の小池栄子さんがまさかの日系アメリカ人役で軍医というかなり異質なキャラクターですが、彼女が演じると違和感がないのがさすがです。

歌舞伎町といういろんな患者が運び込まれる中で、モラルも法律も超越して「目の前の命を救いたい」という純粋な気持ちで治療に向かっているヨウコの姿が印象的でした。病院内にいる登場人物がみんなキャラが濃くてハチャメチャで面白いです。一方で不法滞在の外国人にスポットを当てたりと、今ある日本の現実問題にも切り込んでいるところが宮藤官九郎さんらしいなと思いました。

美容皮膚科が専門でイヤイヤ治療にあたっている高峰がヨウコと出会ってどう変わるのか注目しています。

南雲水季の異常さが際立つ

南雲水季がひたすら怖かったです。 主人公・夏の大学時代の恋人ですが、その間に夏の子供を妊娠して、中絶に同意させたのに子供を産んでいた。

しかも、中絶の同意の時は無理にでも同意させた感があったのに、さらには病院まで一緒に行ったのに。 この後、夏と別れるのも一方的に別れを切り出して、別れたのに産んでいた。 しかも、夏が父親だと家族などに言いふらしていたようです。 ここまでならまだしも、なぜか夏の家に行けるように娘に行き方をしっかりと覚えさせていたみたいです。 このキャラがひたすら印象的な第一話でした。

夏が普通の優しい主人公のようで、現在の彼女(百瀬弥生)も年上でしっかりした女性と、周りの人が普通で優しい人なので、南雲水季の異常さが際立ちました。

ドラマ全体のバランスが最高

この作品はコミカルとシリアスの塩梅がとても丁度いいですね。作中で橋本愛さんが社会の平等さについて問う展開があるのですが、そこがとても興味深かったです。自分も橋本さんと同じように社会は平等ではないと感じているのですごく彼女に対して感情移入してしまいました。

それから、この作品は見ていて本当に変わっていると思いました。病院の医師たちが何故かみんなやる気がない感じで急患の要請があっても拒否してばかりである意味目が離せません。でもその医師たちに喝を入れる存在として塚地さんがいるのがたまりません。キャラたちの関係性が本当にいい感じにバランスをとっていてそれぞれがキャラにマッチしているので見ていて最高です。このドラマをキャスティングした人は本当にセンスがあると心から思いました。

塚地さんのキャラが面白い

このドラマを見て一番に注目したのは塚地さんの存在です。一人だけコントかと思うくらい個性的な姿で最高ですね。その塚地さんが女性か男性かで作中医師たちが議論を闘わせている場面があってその会話劇がめちゃくちゃ面白かったですね。

会話のテンポがまさにクドカンの雰囲気バリバリだったので本当に見ていて楽しかったです。それから主人公である小池さんが医療ドラマであるコードブルーの名前を出してくれた場面はかなりシュールで笑えました。こういう遊び心を脚本に落とし込んでくれるので、クドカンは最高です。小池さんのキャラに癖があり過ぎて、めちゃくちゃ魅力的です。英語と日本語を織り交ぜた話し方を聞いて、ちょっとルー大柴さんを思い出してしまいました。

日本とアメリカの違い

新宿の病院を舞台に癖のあるキャラたちが躍動している姿がありとても見ていて面白かったです。クドカンが脚本を担当しているということで、めちゃくちゃ期待したのですが、その期待通りでした。テンポがとても良くて先の展開がすごく気になってきます。

作中、アメリカの病院と日本の病院のシステムの違いを説明する場面があるのですが、それがとても興味深かったです。患者の収入によって保険料が変わり治療してもらう先生も患者が選べるというのは外国ならではで、全く知らない情報だったので非常にためになりました。それから主人公である小池栄子さんが手術の最中に英語を喋りながら処置している姿も非常に笑えましたね。それこそまさにクドカン節という感じでシリアスさの中にもコミカルな要素が含まれていて最高でした。

新宿野戦病院の1話ネタバレ感想と2話の考察

停滞していた病院が動き出すのか

「泣けて笑えるドラマ」と打ち出しているので、2話以降は泣ける要素も出てきそうです。舞の「社会は平等じゃないから虚しくない」という言葉に、いつもはチャラい享が反応する表情をしていたので、この言葉が鍵を握るキーワードとなって、彼の気持ちを変化させていきうそうな、そんな予感があります。

自由で荒々しいヨウコ・ニシ・フリーマンは、すぐに病院の仲間となじむことはなく、しばらくは対立しあいそうですが、どこかでだんだん周囲も彼女を認めていくという展開になりそうです。病院をめぐる環境の変化という面の一方では、新宿歌舞伎町が抱える問題が、2話でも描かれていき、ゲストたちが物語に影響を与えることになるかと思います。

2点の気になる注目点

1話を見終えて2つ気になったのが舞がラブホテルから出てきたシーンとヨウコがアメリカでの医師免許しか持っておらず日本で医療行為を行えば犯罪行為になる可能性が高いという事でした。

舞に関しては真面目すぎると言っても過言ではないほど真面目な女性の印象でしたので、ラブホテルから出てきた事もその時の衣装も普段の衣装とは全く違っていたので物凄くギャップを感じ、同伴していた男性の年齢が比較的高かったことからパパ活の可能性も考えたのですが、舞の事なので何か他に事情があっての事だったのではないかと想像します。第2話でその点が明らかになるのか、本人が話すまで目撃した岡本をはじめ周りが気を遣い黙っているのかも見ものです。

またヨウコに関しては本来なら聖まごころ病院の救世主にもなれる可能性があったものの、日本での医師の免許がないがために日本での医療行為は本来ならしてはいけないのですが、聖まごころ病院に雇われる事になり、法を犯さない範囲での医療行為となるとどのような事があるのかが注目点です。

南さんの素顔が気になる

一話目で南さんが、「世の中平等じゃないから、虚しくない」って言った言葉が気になって、亨がNPO法人を手伝うらしいけれど、そう言われてどういう意味が知りたくなって手伝う気持ちになるって、亨は案外素直な性格をしているのかもしれませんね。

なのでNPO法人やヨウコを通して、歌舞伎町の悩みや事情を抱えた人たちに、今までと違って寄り添っていけるようになるかもしれないなって感じました。

そして南さんは、最初は立派な慈善活動家って思ったけれど、最後のド派手な格好を見るに、もしかしたらあの慈善活動っていうのは、自分が他人に施しをしているという、優越感を得るためにやっているのかもしれないって考えたら、彼女の本性がめちゃくちゃ気になる。

患者から見える歌舞伎町の問題

2話でも社会問題になっているトー横キッズやホストなど歌舞伎町らしい患者さんが聖まごころ病院にやってきそうです。いろんな悩みや事情を抱えた患者さんを通して、日本のアンダーグラウンドな危険な一面をあぶりだしていくのではと思います。

また、本格的にヨウコが外科医として働くことになりますが、彼女の少々荒っぽい治療についても注目します。かなり強めの性格で個性的なヨウコですが、それにも負けない濃いキャラの病院内の医師や看護師たちとどう渡り合っているのか楽しみです。

また、ヨウコが歌舞伎町に来ることになったきっかけのアラブ人に託されたものを兄に渡せるのかもこのドラマの中心になりそうです。次回もハチャメチャな中で繰り広げられる人間ドラマが見ごたえありそうです。

南雲水季の事情が説明される

通常だと、2話以降は南雲水季の異常行動がしっかりとした理由とともに、なぜこのような行動をとってしまったのかが説明されていくと思います。 大学生での妊娠による不安から、さらには余命が宣告される病気など、いろいろな事情によりこのような行動をしてしまったと。

そして、夏と百瀬弥生の関係に焦点が当たりそうな気がします。 夏に子供がいたことから、別れる、別れないといった話に発展しそうな気がします。 さらに、百瀬弥生の同僚に池松壮亮を添えたところ、この津野晴明がキーマンになりそうな気がしてなりません。 津野晴明は百瀬弥生のことが好きそうな雰囲気を醸し出していたのも、伏線な気がしてなりません。 2話以降も、どんどんと夏を追い詰めていくストーリー展開になりそうな気がしてなりません。

小池さんが再び活躍

予告ではホストクラブでトラブルが発生と言っていたので、予想するにホスト同士が仕事の接客態度などによって喧嘩になってしまうのではないでしょうか。それによって片方のホストが大怪我を負ってしまい、仲野さんの病院に運び込まれるという展開があると思います。

勿論手術をするのは小池さんでとても豪快なメス裁きで患者のことを救っていくのでしょうね。でもやはり手術道具にバリエーションがない事で身近なものを使って代用していく展開が必ずありそうです。それによってまたしてもピンチが起きてアタフタしている医師たちの姿が目に浮かびます。でも小池さんの天才的なスキルによってホスト男性は命を救われハッピーエンドという流れになって欲しいです。

病院に運び込まれる

ホストクラブでどんちゃん騒ぎしてしまった小池さんが酒に酔って急性アルコール中毒になってしまうという展開だったら面白いですね。それによってまた仲野さんたちの病院に運び込まれてアタフタしてしまう医師たちの姿が描かれるのだとしたら最高です。

クドカンですから普通の展開にはしないと思うので、ちょっとシュールさを色々な箇所に織り交ぜた話にはなりそうですね。第一話であれだけ豪快な手術をしていた小池さんが今度は患者の立場になってしまうなんてことになればさらに物語に面白みが増していきそうです。個人的にホストクラブで気分を悪くした小池さんが病院に運び込まれて、誰も治療ができないので仕方なく自分の体を自分で治そうとする流れがあったら言うことなしです。

ホストクラブでトラブル

次回はホストクラブが舞台らしいので、また何かトラブルが巻き起こるのでしょうね。小池栄子さんがクラブでどんちゃん騒ぎしている映像があったので、きっとそこのホストの男性に何かしらの持病があり発作が起きて小池さんの病院に運びこまれるという流れでしょう。

そこで一癖も二癖もある医師たちが手を取り合って、そのホストの治療にあたっていくのですが、いかんせん手術道具が足りないなどのピンチが起きて小池さんがそこら辺にあるものを拝借して手荒な治療に臨むことになるような気がします。

でもその大胆な処置のおかげで男性は無事意識を回復させて、めでたしめでたしという流れになりそうです。小池さんが英語を交えながら処置をするのはお決まりのパターンで、それによって仲野さんがアタフタするのもセットで表現されていそうです。

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話題の中心運営局
毎日ある楽しいイベントやニュースの発信が好き。 どれだけ早く最短で情報収集を行い、いかに素早く公開できるのかに命をかけている。 趣味は旅行と釣り、グルメ 嫌いなものは労働
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