笑うマトリョーシカの8話が公開されましたね。
香苗が久々に息子の勇気くんと過ごしているのを見て、凄く微笑ましかったし、勇気くんも学校での困りごとをちゃんと相談するところを見て、うわべだけではなくちゃんとお母さんのことが大好きなんだなって感心して見ていたけれど、途中でユーチューバーみたいなのに追いかけられていました。
Contents
笑うマトリョーシカ8話ネタバレ感想
仕事も子育てもどちらも大事
浩子が道上に「息子さんのことを心配した方がいいんじゃない?」と不敵に笑うシーンでは、ぞっとしました。道上さんはすごく頑張り屋さんなので、一生懸命子育ても仕事も頑張ろうとしていて、つい応援したくなります。
でも、もし、息子さんに何かあったら絶対後悔すると思うので、自重してほしいなとも思いました。清家や浩子のこだわる外国人居住者の差別については、どうやら浩子の実体験に基づいているようで、今後、どのように明かされていくのか気になりました。しかも、浩子は、また再婚しているようなので、再婚相手が交通事故にあうのではと心配にもなりました。BG株事件隠蔽と、交通事故の因果関係もありそうで、おぼろげながら全容が見えてきているので、どうやって回収していくのかもいろいろ予想しています。
徐々に明るみに出る謎
道上浩子の過去がと復讐の動機が徐々に明らかになっていきました。「封筒」と「空調」という言葉の中国語での意味が変わるシーンは少々無理があるかなぁと個人的には白けてしまいました。
ドラマも佳境に入り、登場人文たちの複雑な心情と絡み合う人間関係、そして過去。誰もが秘密を抱えているようで、ここからさらに引き込まれていくドラマになりました。清家一郎は一体どこまでが本心で、どのような策略があるのか、それともやはりただの浩子の言いなりなのか。その辺りがとても気になります。緊迫感がつづくシーンが多い中、ふとわえら得る会話シーンもあったりと、見ていて疲れないバランスの良いドラマだと感じます。今後の展開がさらに楽しみなドラマの一つです。
勇気くんとの休日
柏木さんと喋っているときは完全に勇気くんの存在を忘れて話に夢中になっていたので、そのうち勇気くんが誘拐されてしまうかもしれないのでは?とヒヤヒヤしながら見ていましたが、浩子もそこまで鬼ではなくて本当に良かったです。
浩子がその気になれば、香苗の目の前で勇気くんを連れ去るのも簡単そうだから、仕事も大切なのはわかるけれど、香苗はもう少し勇気くんを気にかけてあげてほしいですね。ただ柏木さんがあれから香苗を恨んでいることもなく、逆に罪滅ぼしの機会がもらえたことに感謝しているっぽかったのは、香苗の心境的にも、今後の清家の秘密の探求的にも良かったなと思います。
新たな秘密が!
道上が浩子に会いに行くところからドラマが始まり、前回から楽しみにしているシーンだったのでワクワクとしながら見ていました。重要なシーンにも関わらず2人の対話はあまり描かれず、浩子の不気味さが増したシーンだなと感じました。
愛媛での清家の「無茶しすぎないように」というメッセージにはどのような思いがこめられているのだろうとも感じました。、また道上が息子勇気を預かるシーンでは、ピクニックなど親子の楽しい時間が描かれている反面、追われたり勇気が1人になるシーンも特徴的に描かれていて危険が及ぶのではないかとハラハラし緊迫感がありました。後半には浩子の源氏名が判明し、亜里沙と繋がっていたり中国にルーツがあることが新たに分かり段々と真相に近づいてきているなと感じました。
浩子は中国人?
清家の母浩子と道上の対面はとてもハラハラしました。浩子は松山で年上の医師と再婚しているようですが、これもなにか裏がありそうだなという予感しかありません。道上の元夫が入院したことで息子を引き取ることになった道上さんが久しぶりに母としての顔をしているのが印象的でした。
せっかくの息子とのお出かけ中に迷惑系ユーチューバーのような人が彼女たちを撮影しているのも気になりましたが、それも浩子の差し金だったとしたら恐ろしいです。また、浩子の母が中国人だということが判明したことで、外国人へのヘイトスピーチをやめさせようと清家が発言していたことにも辻褄があうと思いました。浩子の母が中国語で「復讐」とよく語っていたようですが、誰に対して復讐をしたかったのかが焦点になりそうです。
笑うマトリョーシカ8話ネタバレ考察
政治家の母の復讐の真実
浩子の母が「復讐」と酔って叫んでいた事実が判明したので、浩子は息子を政治家にし、何らかの復讐をしようとしていると考えられます。しかし、誰をターゲットとした復讐なのかがまだ、はっきりしていません。
9話では道上や鈴木の努力によって、新しい真実が浮かび上がりそうです。また、浩子が暗躍し、清家をコントロールしているようですが、清家も自分の意思があることが分かってきています。そうすると、浩子より、清家がラスボスになるのかなとも考察します。清家にとっては、復讐より、もっと何かやりたいことがあるようにも思えます。いずれにしても、鈴木が追っている元秘書が何かしらの真実につながる情報を持っていそうな気がします。
浩子のゴールは?伏線回収に期待
浩子と諸橋大臣の関係が深まるにつれ、B G株事件の真相が明らかになる展開が期待されます。この事件と浩子の復讐がどのように絡み合って繋がっているのか、そしてそれがどう派生しているのかが気になりますし、徐々に明らかになってくると思います。
浩子の復讐の最終目的はなんなのか、そして息子である清家一郎は、母である浩子にとってどのような存在であるのか。清家一郎は果たして、母の言いなりなのか、それとも母を騙しているのか。ドラマの終盤に向けて、これらの謎が明らかになる展開になると想像します。これまでの伏線がどのように回収されていくのかがとても楽しみです。そして上手に伏線回収をしてもらいたいと期待も込めて見ています!
日本への復讐なのか?
以前に清家のおばあさんが生前苦労したらしいという話が出ていたので、何かしらの差別を受けて苦労していたんだろうなとは思っていたけど、酔うたびに「復讐」って泣き喚いていたという過去を聞いて、ちょっとした苦労どころではなく、とんでもない差別や絶望を味わっていたんでしょうね。
だからこそ、娘である浩子に日本に対する復讐の感情を植え付けて、そして浩子は息子を使ってこの国を自分の理想の国に変えようとしているのかもしれません。現時点では、清家は聞こえが良いヘイトスピーチを無くそう、差別をやめようと弱者の味方を訴えかけているけれど、浩子の理想を叶えるためには、総理大臣になって、日本人よりも外国籍の人が優遇される日本に作り変えてしまおうとしているかもしれません。
浩子の復讐とは?
8話終盤にて浩子が幼い頃耳にしていた言葉が「復讐」であると判明しました。浩子の母は何に対して復讐を思っていたのか、そしてその思いを継いだ浩子は今何に対して復讐をしているのか?9話ではここの真相に一歩近づくと考えています。
浩子は清家を操りながら、自身の理想通りの国にそして息子となるようこの復讐を行っているとのではないかと考えます。そして清家自身は政治家としてどんどんと上り詰めていきますが、その中で清家自身も母浩子に対してそして何か伝えたい相手に「復讐」をしていくのではないかとも感じました。9話も浩子の本当の姿やBG株時間の手がかりを追いながら、危険と隣り合わせのリサーチを行っていく道上の姿が見られること、そして最後に笑う人は誰なのかという言葉の真相に一歩近づく回を楽しみにしています。
浩子の母の復讐の目的は?
浩子の母である中国人の劉英華が復讐、とよく口にしていたことがわかりましたが、誰に対して復讐をしたかったのかが気になるところです。浩子が息子の清家を操って政治を動かそうとしていると想像されますが、復讐したい相手は日本の政治家だとしたら闇は深いと思いました。
また、実は個人的な恨みだけではなく日本という国に対する恨みだとしたら政治を操ろうとしていたのもわかる気がします。特に清家が首相公選制を提案する展開も国を乗っ取ろうとする準備なのかもしれません。また、鈴木さんが追っている大臣の元秘書の富樫も何か鍵を握っていそうです。元々道上さんの父が追っていたBG株事件についても諸橋大臣など現職の政治家が何らかの関与があり、秘書である富樫が事件の隠ぺいに関わっているのではと思います。