嘘解きレトリックの1話がはじまりましたね。
人の嘘、心が読めてしまう故の不幸な鹿乃子は、たどり着いたカフェローズのリリーから、マリアの穴埋めが決まったという嘘を投げつけられて就職の道を閉ざされるのが悲しいです。
鹿乃子を演じる松本穂香の、シャイな視線が余計に憐れみを醸しだしています。 しかし、発見してもらった祝と端埼には嘘がないと感じることが出来たのは幸いでした。
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嘘解きレトリックの1話ネタバレ感想
嘘が聞き分けられる能力
主人公の鹿乃子に人の嘘を聞き分けられる能力があるというのはどうしてその能力があるのか、それは誰かから授かったのか、いろいろ考えてしまいました。そのことで、この先の展開が違ってきそうな気もしました。
また、その能力が探偵の捜査に使えると気づいただろう、もう1人の主人公の左右馬も鹿乃子がいることで探偵の仕事も得ることが出来、貧乏から脱することが出来ると考えたと私は思います。
このドラマは昭和初期の話だそうで、服装といえ建物といえ、昭和初期の感じを味わいながら、鹿乃子が九十九夜町に置いてもらい、自分の能力がどうなっていくのか、楽しみです。また、鹿乃子と左右馬との恋が生まれるのかも気になるところです。
嘘から導き出す真実
謎解きレトリックなら納得するタイトルかと思いますが、ミステリーなのに、嘘解き!これはどういう意味なんだろうというのがきになるところ。主人公の浦部鹿乃子の力がそれなんだなと序盤から分かりますが、これまでにないミステリーの展開で、1話からすごく先が気になるものでした。
倉田タロが嘘をついた所から事件に巻き込まれる原因となりますが、その事件に対してもその前のタロのウソの理由も、しっかりともう一人の主人公の祝左右馬が推理をしていました。
迷探偵なのかと思っていましたが、ちゃんとした名探偵だししっかり体を張ってタロを救ったり。それでも鹿乃子の能力に対して、偏見がないどころか超便利と喜んだりと面白いキャラクターだと思いました。
嘘をつかない真っ直ぐな人
物語の舞台は今どきの民法ドラマには珍しい昭和初期で、少し驚きました。主人公の鹿乃子は嘘が目に見えてしまう不思議な能力を持っていて、別れの際母親からの「いつでも帰ってきて」という思いやりの言葉さえ嘘だと分かってしまったところには何とも言えぬものがありました。
嘘が見える残酷さは描かれつつもほっこりした展開が続いていたので、タロちゃんが殺されかけた場面ではとてもひやひやしました。緩急が効いていて良いと思いました。そして何より探偵先生がかっこよかったです。いわゆるイケメンらしい行動をとるわけではありませんが、場を和ます楽観的な態度といざというときの勇敢さ、何より嘘のない真っ直ぐな性格が鹿乃子の心に響いたのだと思います。
時代ものバディ
新しいドラマを観るにあたり、きっかけが必要で好きな俳優、脚本家、演出、監督などいくつもあるドラマの中から選んでいかなければならない。このドラマに関して言えばほとんど情報がなく、知っていたのはメインキャストくらいだった。
正直ほぼ期待していなかったが、探偵と助手時代は新しくはないが時代ものという点で興味を引いた。俳優のキャスティングもなかなか良く脚本に合っている。
また
時代ものだからなのか不思議な温かみを感じる為、今までにない探偵と助手の話になりそうな予感
がする。主人公は特殊な能力のせいで人間不信になり、自分の家族とも離れ自立しようとする。この状況自体現代の若者の苦悩を少し体現してるかのように思える。人は優しくやれればその人の役に立ちたい、助けたいと思う。人間不信になりかけた主人公の心を少し溶かしてまた人を少し人を信じてもいいかなと思わせてくれたような気がした。
能力少女と天然探偵が出会った
不思議な能力を持った田舎の少女と、貧乏で忙しい都会の探偵が組んで身近で起きた事件を解決する、少し変わった組み合わせの主人公が魅力の推理ドラマが始まりました。
主役バディのヒロイン・浦部鹿乃子がちょっとワケありということもあり、物語の始まりは重くてシリアスだったのですが、鹿乃子が故郷から都会へ出てきてからはいっきに空気が変わって面白くなっていくところが良かったです。
ヒーローの祝左右馬がさまざまな魅力を持っている人物というところも良かったです。ふだんはお金がなくて雑用に追われているのですが、いざとなると観察力と行動力を活かして人を助けるというのが良かったです。
時代設定が昭和初期ということでちょっとレトロな感じの街並みがとても素敵です。出てくる人たちの髪型や服装も和装あり洋装ありで個性がわかるところが見ていて楽しいです。町並みは都会だけれどまだまだご近所同士の人情もしっかり息づいている、そんな環境で鹿乃子と左右馬がどんな風に活躍していくのかが楽しみになる第1話でした。
不幸な鹿乃子が幸運に出会えた
食堂の倉田の息子、タロがお使いに行った八百屋が釣銭をくれなかったと嘘をついたのを見抜き、タロをたしなめたことで、却って達造を怒らせてしまい、自分のせいで、また他人が不幸になったと悩むのが皮肉な結果になりました。
そのタロが行方不明になって、祝がタロが神社の傍で捨てネコにエサをやすために、釣銭をごまかしていたと見抜いたのは鋭かったです。
しかも、鹿乃子が神社で出会った男が、タロを知らないと答えたのがウソだと抜いたので、鹿乃子が男を追いかけてタロが監禁された小屋に火を放ったのを発見し、祝が火中に飛び込んで助けたのは緊迫の場面でした。しかも
結果、祝は強力なバデイを得て鹿乃子とのコンビが活躍しそうです。
嘘解きレトリックの2話ネタバレ考察
誘拐事件の行方
左右馬は鹿乃子と、事務所の大家から藤島家に届け物をするように頼まれました。そのとき、その家には先日、鹿乃子を馬鹿にした千代がいました。千代が芝居を見に行った後、千代の父の幸弘が手紙を見せて、左右馬らに相談しました。
手紙を左右馬らに見せました。千代は運転手の耕吉と芝居に行ったので、耕吉が一番怪しいと左右馬は思いました。
それから、幸弘に恨みがありそうだということも耕吉が怪しいと思われました。
でも、鹿乃子は人の嘘が聞き分けられるということで、この手紙が嘘だということがわかってしまいました。いつもだと人の嘘を耳で聞いて、聞き分けられるのですが、今回は手紙を見て、嘘を見破ったので、鹿乃子は不思議に思いました。
この先の嘘はどんなものになるか
浦部鹿乃子のウソが分かる能力は、本人は嫌な力だと思っているのは当然でしょう。それを受け止めてくれた初めての人間が祝左右馬。だからこそ、探偵助手を引き受けることにしたのでしょう。
もちろん、生活の為もあるとは思いますが(笑)第二話は、最後のシーンに出てきたちょっと性格の悪そうなお嬢様の事件。彼らは人物相関図でもしっかりと描かれているので、
この事件をきっかけに鹿乃子や左右馬とも深い関係になるのではないでしょうか。
お嬢様の藤島千代は左右馬に対して憧れがあると明記されているところから、もしかしたら鹿乃子をライバルに見て三角関係になるんじゃないかとも思ってしまいます。まずは2話は誘拐事件。どのような嘘を鹿乃子が見抜き、左右馬が推理するのかが気になります!
探偵助手開始
2話では1話の最後に登場したお嬢様が事件の中心となるようで、物切れ感がなくて良いと思いました。鹿乃子が探偵助手となり本格的に事件解決の物語が始まるわけですが、私は二人の関係性がとても気になります。
特に鹿乃子にとって探偵さんとの出会いは運命的なものであり、特別な感情を抱く展開が想像できます。一方良いバディとして続いていくような気もします
仕事を探してまで鹿乃子を引き留めてくれた警官の人の気持ちにも着目していきたいです。後々ややこしいことになるような気がしてなりません。
いろいろと気になるポイントが多いですが、私は原作となった漫画を読んだことが無いのであまり検索せず何も知らない状態で次回の放送を楽しみにしていようと思います。
それぞれの事情
第一話では視聴者に次を見てもらえるようなインパクトも必要で、二話目以降はそれぞれキャストたちの人物像を知りたくなってくる。今のところ探偵は掴みどころがないけれど、優しさと洞察力を兼ね備えている。
一度深く傷つくとなかなか前には進めないが、
人としての温かみやひとを信じても良いかなと思わせてくれる何かがあるそうな予感がする。
主人公の彼女がなぜ特殊な能力が身についてしまったのかドラマが進むにつれて解明してほしい。
彼女があの街に辿り着いたのは偶然なのか、必然なのかそれも気になるところだ。また、今後の展開に1話で殺された女性が勤務していただき店がどんな形で絡んでくるのかも気になるところだ。個人的にはサブキャストの方たちが好きな方たちが多いので、それも合わせて楽しみの一つである。
おてんばお嬢様を救出せよ
第2話はなんと高名な家のお嬢様が失踪して脅迫状が届くという展開になるようです。おつかいで藤島家を訪問していた浦部鹿乃子と祝左右馬が捜索することになるのは間違いないでしょう。左右馬は街中でも珍しい探偵ですし、常に金欠で困っているので、頼まれたらきっと断れないはずです。
お嬢様の藤島千代は第1話の時点で主役バディと偶然に遭遇しています。千代は少し早とちりな面もありますが、自分の家の人間を大事にする気持ちが強い優しいお嬢様、という印象でした。
あれだけの度胸と行動力がある千代が、いくら外出先とは言え、運転手の耕吉が同行している状態で誘拐されたというのは、少し不思議な感じがします。
相手が男性で複数犯だったとしても、千代なら絶対に大声を上げたり相手を蹴ったりするくらいのことはするはずです。
父親の藤島幸弘がよほど恨みを買っていたのか、それとも千代本人が何かトラブルを抱えていたのか、疑問は尽きません。鹿乃子と左右馬が協力してどんな名推理を見せてくれるのか楽しみです。
狂言誘拐を見抜いた祝と鹿乃子
歯に衣着せぬ千代の言動に幸弘が心良く思っていないと悩みを言うと予想します。
すると、3回目の脅迫状は明日夜12時まで10万円(現在価値6千万円)をカバンにいれて神社の賽銭箱の裏に持って来なければ、と言う内容で、幸弘は無理だと怒ると雪乃は千代の命を助けてと喧嘩になり、その様子を耕吉が見ていました。
耕吉が千代に嘘の報告をして千代は幸弘が自分の為に本当の愛情を感じていたと思わせて感動的な親子の再会を演出すると予測します。