アンチヒーロー10話の最終話が、2024年6月16日に公開されました。
「アンチヒーロー」の最終回は、視聴者たちに衝撃と感動をもたらしました。特に、最終判決のシーンは、多くの人々の心を揺さぶりました。
物語のクライマックスでは、主人公が過去の過ちを償うために最終的な選択を迫られます。
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アンチヒーロー10話最終話のネタバレ感想
最後の審判
彼の過去の行いが暴かれ、裁判官の厳しい言葉が重くのしかかる中、主人公は静かに立ち向かいます。その決意が画面から伝わってきて、視聴者は主人公の内面の葛藤を強く感じました。 そして、ついに下される最終判決。
その瞬間、長谷川の目には光が宿りました。これまでの苦悩と戦いが報われる瞬間であり、視聴者たちも主人公と共に涙しました。最後の判決のシーンは、主人公の成長と赦しを象徴しており、この物語の真髄を見事に表現し希望を与える素晴らしいエンディングでした。
色の訳と最後までも明墨らしい
まず、私は登場人物の名前に色が使われていることに着目し、殺人犯の緋山の緋が名探偵コナン劇場版の「緋色の弾丸」によって、色の名前だということにに気がつきました。そうなると、主人公の明墨、部下の赤嶺や紫ノ宮、白木、青山、明墨の同期の百瀬や緑川も色がついていて、これらの人たちは明墨の見方なのではないかと思いました。
そして、今回の最終回で緑川や白木も明墨の味方だとわかり、ああ、やっぱりと思いました。また、最後まで科捜研の平塚が作った資料の偽造を思い立ち、そういう悪知恵が働くのも明墨らしいと思いました。それから、私はドラマの「虎に翼」も見ているので、アンチヒーローも女性が検事や判事、弁護士として活躍しているのが似ているなと思いました。
悪徳検事退散
長谷川博己と野村萬斎の芝居が素晴らしかった。12年前の事件隠蔽。ありもしない資料を作って、罠にかけるなんてまさか思いも寄りませんでした。悪徳者はIQが高いので、有罪に持ち込むのは難しいんでしょうね。
木村佳乃は、始めから裏切り者だと分かっていました。何かを探っているなと。大島優子が裏切り者だと見せかけて、実は味方だったとは。これには、驚きです。日本にも冤罪が多々あるので、そう言った人達も諦めずに無罪を勝ち取って欲しいです。毎週楽しみに観ていたので、アンチヒーローロスになるかもしれません。
主題歌もドラマとピッタリで、抜群のタイミングで流れる所も見所でした。長谷川博己みたいな弁護士が実際いたら【もっと日本は冤罪がなくなるかもしれない】そう思わせてくれた素晴らしいドラマでした。是非次回作検討、期待してます。
それぞれの再生
明墨を裏切ったかのように見せていた白木さんが仲間だと分かって本当に安心しました。やはり、伊達原を法廷におびき出し証拠隠滅を図る現場を抑えるための最終手段だったので予想通りの展開でした。
そして、キーマンの緑川さんが伊達原の言葉を繰り返し、正義を貫いていく姿勢は圧巻でした。道を踏み外してしまった瀬古さんの手を握り涙ぐむシーンは、同じ女性として組織の中で闘ってきた思い出もよみがえり、心に刺さりました。瀬古さんが後ろ向きで手を振る場面は、後輩へのエールであると共に彼女の再生への予感があり明るく受け止めることができました。
紫之宮さんのお父さん、緋山さんの再生への道も示され、並大抵ではないけれど生き抜いて自分の人生の主人公として幸せを感じる日々をおくってほしいと願いました。絶対、映画化してほしいなと思いました。
どんでん返しの最終回に驚き!
とても見ごたえのある最終回で日曜劇場の底力を感じました。証拠隠滅罪で逮捕されて裁判にかけられた明墨が疑惑の検事伊達原と法廷で対面しましたが、被告人のはずの明墨が弁護人のようにべらべらと語り出し、誰が被告人なのか弁護人なのかわからなくなる前代未聞の裁判だと思いました。
焦点となった志水さんの冤罪について、明墨を裏切り伊達原側についたと思われる白川は裏切っておらず、明墨の戦略だったことにほっとしました。また、伊達原の部下の緑川も志水さんの事件を追っていた桃瀬さんとつながっており、事件の真相を追っており、すべて把握していた、というどんでん返しもよかったです。志水さんの再審請求が決まり、沙耶ちゃんとの再会シーンはグッときました。
拘束されている明墨と弁護士の赤峰が対峙し、赤峰が「私があなたを無罪にして差し上げます」という明墨の決め台詞を吐くところは本当に明墨に似ていてゾッとしました。俳優さんたちの名演技が見れてとても面白いドラマでした。
最後の逆転劇に鳥肌
裏切っていたと思っていた白木が実は明墨のために動いていたこと、明墨法律事務所の敵だと思っていた緑川が伊達原の不正を暴くために動いていたことが分かった時には鳥肌が立ちました。
その後見事に伏線が回収されていったので、見ていて気持ちがよかったです。全ての動きを読んで行動していた明墨の頭の良さに脱帽しました。特に印象に残ったシーン緑川が伊達原に対して微笑むシーンです。
裏切られたという野村萬斎さんの表情、やってやったぞという木村佳乃さんの表情の演技が素晴らしく、さすがだなと見入ってしまいました。そして明墨法律事務所のメンバーの結束の固さや明墨に絶対的な信頼を抱いている様子を見ていると胸が熱くなりました。
続編も見てみたい
最終回を楽しみにしていて見た感想は、なんとなく想像していた秘書の裏切りや相手検事が味方になるなど、先が読める展開が少し残念だったが、その分気楽に見れて面白かった。すべてが12年前の事件の冤罪を解決するためにそれぞれが役割をもって行動していたことに驚きと感動を感じた。
香川照之や市川猿之助が演じそうな役を野村萬斎が演じてる感じがしたし、かなり演技が大げさにし過ぎで面白さもあるけどやりすぎ感があった。正義とは何かと視聴者に問いかけるような内容で最後まで引き込まれて見れる最終回だったと思う。結局12年前の真犯人は誰なのかわからないまま終わってしまったことで続編も作れるようにしたのかなと思ってしまうが、続編が作られたらまた見たいと思えた作品だった。
まさかの大どんでん返し!!
明部下の白木さんに裏切られ、せっかく緋山さんを強引に無罪にしてまで手に入れた証拠も握り潰され、終いには明墨弁護士自身が逮捕されてしまって…。もう、無理なのかなと思ったし、裁判で言い合うシーンも何度も伊達原が言い逃れするばかりで『もうダメなのかな』と諦めかけてたら、まさかのどんでん返し。
白木さんも裏切ってなかったし、緑川さんまで実は味方だったとは。殺人犯を無実にしてしまうのはどうかと思ったけど、それだけ助けたい人がいれば自分も同じ事できるならしてしまうと共感できたし、褒められるやり方ではないけど理解はできると凄く思いました。自分が間違った過去を揉み消したり無視するわけでもなく、どうにかしたい、償いたいと思う信念は素晴らしいものだと思いました。
最後のシーンで、赤峰弁護士が明墨弁護士のようになる雰囲気を出していたのが、次回の作品もあるのでは?!と期待させられるものでした。最初から観てて、よく意味がわからないところから始まったけど、謎の多い弁護士だなという印象でしたが、回数を重ねてとても楽しくなっていたので終わるのが残念です。
チーム明墨の総力戦
途中まで本当に大丈夫なのかヒヤヒヤしたけれど、無事に伊達原検事の悪事を暴くことができたし、志水さんも救えるであろう結末になってよかったです。新たなアンチヒーローの誕生には、鳥肌が立ってしまいましたね。
白木さんの事は最初から味方だって信じていたけれど、緑川さんもまさか桃瀬さんの資料を受け取って一緒に動いていたとは、本当に素晴しいどんでん返しで面白かったです。ただ白木さんが結局、明墨の下で働いている理由が明かされなかったのは、かなり気になっていただけに残念。
今までの事件が全て繋がっているという見事な伏線回収や、キャストの皆さんの個々の活躍が素晴らしくまさに総力戦だったので、是非続編があれば、白木さんの入所理由が知りたい。
正義の行方
明墨がついに自身の正義を貫く姿が良かったです。法廷で赤峰くんの無罪を証明するシーンはとても感動しました。法廷での彼の言葉は「だから今度は僕があなたを無罪にさせてあげます」という約束の言葉が今でも頭に残っています。冤罪が晴らされる瞬間は涙が止まりませんでした。
赤峰くんと明墨のぶつかり合うシーンもありましたが、このメンバーで本当に良かったと思います。ぜひ続編を作ってほしいです。最終話というだけあって明墨の複雑な内面がついに明らかになり、今まであったモヤモヤが晴れました。
今までは明墨と赤峰くんが衝突する場面もありましたが、この関係性の変化もしっかり描かれていました。初めは対立していた二人が最終的にはお互いを尊重し合う姿が感動しました。このドラマによって、正義とは何かを考えさせられました。