マウンテンドクター2話が、2024年7月15日に公開されました。
第2話は成長して志が高い主人公、歩の登山シーンとMMTの結成からスタートします。
歩は国際山岳医の認定を受け、やる気がみなぎっていますが、他のメンバーは山小屋で育った鮎川以外、それほど熱心ではありません。
そんな状態で大丈夫?と思いきや、歩の「死亡事故を出したくない気持ちはみんな一緒」「土日は登山者も多いから登る意義がある」とポジティブ発言で周囲の意識を少しずつ変えていきます。
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Contents
マウンテンドクター2話ネタバレ感想
江森先生の謎
山岳医療チーム“MMT”は、登山者にとって心強く頼りになる存在だと思います。宮本歩は、アメリカで国際山岳医の認定まで取って、やる気のある熱心なドクターだと思いました。
登山技術やロープワークを習得し、滑落した患者を救助し治療も行う医師は、スーパーヒーローのように見えました。山小屋でのオペにはびっくりです。それに引き換え、MMTのリーダー小宮山は、院長の前ではいい顔をして、何とも裏表のあるイヤな上司に思えました。そもそも山に登った経験のない人が、MMTというのもひどい話です。「江森先生が患者を一人殺した」という言葉は衝撃的でした。いったい何があったというのでしょう。トリアージュを間違えたのでしょうか。「山に復習する」とはどういう意味なのか。江森先生がMMTから外された理由が気になります。
山岳医のチームワーク
医師としての知識・スキルに加えて登山スキルも各段にアップ、特に滑落した女性を助けに降りる時のロープワーク、登りの声かけは感心しました。母親の内出血と鮎川の単独での夜間登山にはハラハラしましたが、地上チームとの連携、江守先生のフォローも得て親子二人とも無事に救出できました。
歩は息子の登山の動機、「父と見たかった涸沢カールの景色を母に見せたい」を知り、気持ちを伝えるよう励まします。初登山、スニーカーで涸沢カールは少々、危ないなと思ってしまいましたが、有名な山やきれいな山はきっと人を惹きつける魅力があるのでしょうね。とにかく無事で良かったです。いつの間にかMMTチームワークも各段にアップ、これからの活躍が楽しみです。
留学から戻ってからの歩のMMT
日本に無事帰ってきたものの病院はMMTという組織が新しくできたがそこには江森医師がいなかった。なんだか問題山積みの予感がします。無事に山で親子を救いましたが江森医師に助けられる形だったので今後が楽しみです。
ドラマの回ごとにいろんな人が患者となるのは予想ができますがまだまだ歩は未熟で見ていて心もとないところがあります。今後彼がどうやって成長していくのかを見るのは楽しみです。1話は医者なのかさえ危うかったけれどもっともっとオペするところや山小屋の様子などが見れればいいと思います。江森医師の秘密がわかってくるともっと話が面白くなりそうだと思いました。山の景色も圧巻なのでたくさんみたいと思います。期待しています。
冷酷に見えた松澤の江森への態度
松澤が、江森が1年前に助けられた患者を死なせたからMMTから外したというのが衝撃でした。しかし、それは医療訴訟を抱えている江森に心理的負担をかけないようにするための、思いやりだと解釈しました。
なぜなら、松沢が江森になぜ、自分の正当性を主張しないのか疑問に思っているとわかったからです。おそらく江森は自分に正直すぎて自責の念が強すぎる、言い換えれば善良すぎる医者だからだと思います。 そんな江森に、歩が患者を山で死なせたのかという直截的に聞いたので、江森が激昂するかと思ったら、苦悩を秘めた無言の大森の表情は雄弁で、かつ見応えがあります。
すると、七海と息子の転落事故で、歩が七海の腹腔内出血の手術をオペ設備のない山小屋で処置すると決断したときに、江森が失敗すればMMTの責任になると言いましたが、鮎川はこれ以上、命を失いたくないという決意に満ちた表情が、歩の背中を押したのが、頼もしかったです。 しかし、大地が咳をしていたのを見逃して高地肺水腫を診断できず、江森が高地肺水腫だと見抜いたのは鋭い洞察力でした。 江森に、まだ山が好きなだけの医者だと烙印を押された歩の経験不足は否めません。
寄せ集めのバラバラチーム誕生
MMTのメンバーに、予想外のメンバーたちが集まっていてビックリしたけれど、それ以上に歩以外の全員が、全くやる気がないのには衝撃を受けてしまいました。一人くらいはやる気があるなり、人命のためって思っている人がいてもよさそうなのに、全員が全くゼロなのは逆に凄いなって思います。
けれども山に行きたくないだけで、救命としてのやる気はあるようで、そこだけは今後の希望かなと思いました。そして今回の少年は、お母さんと全く会話しようとしないし、反抗期かよって呆れて見ていたけど、ただただ母子家庭ゆえに、色々気を使っていただけなんですね。お金かかるとか、そういう心配しちゃう気持ちは理解できたので、ちょっと同情してしまった。
主人公が山岳医として確実に成長
親子が登山中に負傷するというアクシデントに、現場から動かすことができない母親の方をその場で処置するという判断を見せた主人公の宮本歩の姿に、海外で研修したことで成長したのだなと感じました。
ストーリー展開のもうひとつの要素である、ベテランの江森岳人が「山で遭難者を死なせた」というのが本当なのかという謎については、少しだけ関連するシーンがあっただけで進展がありませんでしたが、そのぶん、山岳医療意図しての仕事を正面から描いていて、好感が持てました。山が舞台ということもあって、ほかのドラマと比べると、屋外のロケシーンが多めで、山の圧倒的な美しさを描き出しているのを見ているのも、とても気持ちが良かったです。
マウンテンドクター2話ネタバレ考察!
医者の願いは同じ
江森先生は、1年前の落石事故の時に、助かる見込みがないと負傷者に対する判断を誤って、遺族から訴訟を起こされているようです。その時の負傷者の一人の少年に、事故当時のことを口止めしていることで、疑惑の目が向けられます。
しかし、歩は医者としての江森先生を尊敬しているので、江森先生が、救える患者の命を見捨てるなんてあり得ないと思います。そして、歩は、当時の事故の様子を調べることになります。次第に落石事故の状況が明らかになり、江森先生の疑惑も晴れるのではないかと思います。医者なら「死亡者を0にしたい」という願いは、同じです。歩も、ただの山好きの医者ではなく、MMTとしての経験を重ねて成長していくのではないかと思います。
江守が隠している真実とは
ドラマは江守先生が男の子にあの事故の事は忘れるんだと伝える場面で終わります。1年前の事故で一体何があったのでしょう。トリアージで助からないと判断した女性は本当に助からなかったのでしょうか?江守先生は医師としてベスト又はベターな判断を下したのか、気になります。
次回の予告では江守先生が1年前の事故のように判断を迫られる場面が出てきます。また、少し疑っているような歩の姿も。山岳医の一瞬の判断で、命の明暗が分かれる山というシビアな医療現場だからこそ、より一層、医師として、人として適切なモラルを持ち合わせているかが重要になってくるのだと思います。
卓越した医療技術を持っている医師も大事ですが、山ではむしろ、どれだけ人を助けたいと思うことができるか、命の平等を考えることができるか、その医師の人間性が問われるのかもしれません。ベテラン医師で訴訟のピンチに立たされている江守先生と、フレッシュで伸び盛りの歩が、お互いに刺激し合い、山岳医療をとおして成長していくことを願っています。
また新たな事故で患者が運ばれる
山での患者さんがまた急変して歩が救うというシナリオの中で江森医師の裁判沙汰の真実がわかってくるのではないか、彼は甘んじて受け入れてしまうのかなぜ、そういう事になったのかがわかるのではないかと思います。
思ったよりも人間関係が複雑でもっと大きく話が動く可能性もあり得ると思います。江森医師との関係が良くないので今後協力して患者さんを助けていくのかが興味のあるところです。マウンテンドクターという名前があるのでやはり山の患者さんに向き合うところをたくさん見ていきたいと思います。今後の歩の生き方にとても期待しています。取り巻く環境も変化がありそうなので家族などにも注目したいと思います。できれば完走したいと思っています。
歩が明かす江森の無実
1年前の落石事故で江森は、亡くなった健作の娘、倉持菜月が、当時、トリアージによって救助の順番を間違えたと追及されていたことがわかります。
すると、妊娠中の結衣が山で倒れ、江森が診察しますが、結衣が亡くなった倉持菜月の娘だったこともわかり、健作が結衣を救った江森を、健作が人殺しの医者がいると病院内で触れて回って、江森は医者としては終わりだと言って、江森が大ピンチになるようですが、江森は、おそらく冷静に対処すると予想します。
健作にすれば救えた娘を見殺しにされた思いが強く、村松らも患者遺族の思いもわかると弁護する気持ちが理解できます。 しかし、歩は、、江森が患者を見殺しに済はずはないと信じ、1年前に救難ヘリのメンバーに確認すると、当時、菜月は病院に搬送された段階では、生存していた証言を得て、菜月が病院での医療過誤によってなくなったと主張すると予想します。
それでも、救える患者を優先したと言っていた江森は自分が菜月を救えなかったという思いで必死に健作の怒りを受け止める姿に、MMTのスタッフは、実直な江森に同情し、支えると予想します。
あの日の真実は
江森先生が犯した罪なのか、誤解なのかわからないけれど、本当に何があったのか気になりますね。どうやら江森先生が何かしたのを少年が目撃してしまったみたいだけど、やたらとあの犠牲者の手元のトリアージの印にカメラが寄っていたので、江森先生がトリアージをした際に何かあったんだろうなって思います。
一話目で江森先生が山に復讐すると仰っていたけど、少年の肺気胸に気がつくくらいなんだから、江森先生が誤診したとは思えないし、わざと人の命を奪ったとも考えにくい。だとしたら考えられる可能性は、本当は赤タグだった女性を、他の人の運搬を優先するためにわざと黒にしてしまった可能性だけれど、あの江森先生が本当にそんな事をするのかなって疑問があるので、私が考えてしまった可能性を打ち消して欲しいです。
「家族と山」も1つのテーマか
1話では亡き妻の思い出の山に登りたいと希望する男性患者が登場しましたが、2話では始めて山に登って事故に遭う母と息子が物語の中心となり、今後も家族と山のかかわりという要素が重要なモチーフの1つとして描かれ、のちにはそれが主人公や江森の過去のトラウマに話がつながっていきそうです。
発表されている3話のあらすじには江森の1年前のできごとに関する部分が2話よりも多めに登場しているので、この件については意外と早く真実があきらかになるかもしれません。主人公と同じように過去に山に関するできごとがあったことを匂わせている山岳看護師の鮎川玲だけでなく、今後は院長の松澤周子、麻酔科医の村松典子ら、ほかの女性登場人物についても過去のできごとがクローズアップされそうな予感があります。