全領域異常解決室の2話が公開されました。
第2話で事件が起こる場所は、なんと女子高でした。異常な事件を調査する「全決(ぜんけつ)」の興玉雅と雨野小夢は、政府の依頼でとある学校へ潜入します。
所属する生徒は全員女性という環境に、興玉はやや引き気味、雨野は積極的という違いが色濃く出ているのが面白かったです。特に見どころだったのは、予告映像にも出ていたダンスシーンです。音楽隊のエースとして活躍した雨野の実力を実感しました。
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
Contents
全領域異常解決室2話ネタバレ感想
🟨第3話→10月23日(水)22時放送🟨
ある日、空から死体が降ってきた…‼️
先ほど放送したものよりも長い
次週予告をご覧ください✨️皆さんの熱い応援のお陰で
今週も 世界トレンド入り👑
第2話は #TVer で無料配信中👇https://t.co/mAfDi5jIkE🟨 #全領域異常解決室 🟨
⬛️ #ゼンケツ ⬛️#FOD… pic.twitter.com/9A1H7mImmL— 『全領域異常解決室』フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@zenketsu_fujitv) October 16, 2024
有名進学高のキツネツキ事件
パッと見暗くて犯罪に関係していそうな教師と、爽やかイケメンで生徒たちにも人気があった教師の2人。実際には前者が生徒を思いやる人格者で後者は卑劣でゲスな人物でした。
生徒が集団失神には「稲荷社」の破壊と関係があるとされ、昔からの言い伝えも古い習わしだからとなおざりにせず、そこには現代でも大切にしなくてはならない事実が隠されているのだと知り興味が沸きます。
「全決」から学校に派遣されて調査に当たる興玉雅の如何にも「超常現象の専門家(というかオタク?)」感と、全く関心や知識がない雨野小梅との落差も面白く、このバディがそれぞれの強味を生かして事件を解決に導く過程、最後に罪は犯した教師と女子高生の2人も納得できる罰を受けたたことにも安心しました。
女子高生と原因不明の集団失神
今回の使命は、原因不明の集団失神の理由を解明することです。
しかし、捜査員は基本的に興玉と雨野のみ、学校の敷地は広大で、出入りする人間も多いです。校内で起きている事象を把握するため、興玉がとった方法がお見事でした。大人数を自分のペースに引きずりこんでいく巧みさは、さすが歴史ある組織の幹部をしているだけのことはあるなと思いました。
今回も犯行声明を出した「ヒルコ」への手がかりは得られませんでしたが、他にも不思議な事象がたくさん出てきて面白かったです。全決コンビの活躍で事件もきれいに解決して、とても満足感ある内容でした。
山杉の見事な偽装に騙された雨野
山杉の演出に見事に雨野が騙されたのが笑えます。 生徒と教師の集団失神が、山杉が仕掛けた集団催眠かと思いましたが、ドラマ冒頭で現れた豊玉神社の巫女の豊玉の仕業かと思いました。ラストで井戸をふさいだことでメタンガスが流出したのが、失神だとわかりましたが、雨野が空間がゆがんだのを見たので、ヒルコが豊玉を操っていたかも知れません。
民生が豊玉に、最近さわぎすぎだと忠告したのは、全決という組織の存在意義を総理大臣に認識させるために、裏がつながって事件を演出しているのかと疑心暗鬼になります。 一方、山杉は剣持が、池神のことを投書で密告したなと怒り、金周りの良い池神の最後の通知の相手が山杉で、生徒から叩かれたブラック教師となれば、容疑者に浮上するのは当然でした。雨野が、変態と山杉をののしったのが笑えます。
まさか、イケメンで人望厚い池神が剣持、白石を脅迫していたのは想定外でした。 他方、雅が信仰心のある山杉が、ほこらを壊したと疑われたことに違和感を持って、ほこらを壊したのが剣持だと見抜いたのは鋭ったです。変人を偽装した山杉こそが高潔な教師だったのは皮肉な結果でした。
人は見かけによらない
人は見た目で判断しちゃいけないって、山杉先生の一件で改めて気が付かされてしまいましたね。まあ最初から覗き見していてストーカーみたいな行動をしていたし、ケサランパサランをコソコソ飼っていたので、たとえイケメンだったとしても怪しかったと思うけれど、生徒のために、自分の人生を棒に振ってまでかばってくれようとするとか、先生の鑑のような存在で素晴らしい人でした。
そして集団失神にも、ちゃんとした科学的根拠があって良かった。きっと昔は科学的な原因とかは判明していなかっただろうけれど、祠とか空気穴とか、伝承のせいで胡散臭くなってしまっているだけで、そこに昔から存在し続けているものって、やっぱり何かしらの先人の知恵と理由があるんでしょうね。
全領域異常解決室3話ネタバレ考察
空から何かが降って来る?
搭乗していた小型飛行機事失踪していたタイムホールの研究者の遺体の一部が、ある日突然空から降って来る、という不可思議な事件。「全決」の興玉と雨野は、この事件にどのような真理を見つけるのか。
古来の神や超常現象のみならず、実はオタク心理にも詳しい不思議な人物・興玉と、元は警視庁音楽隊員だった雨野のバディの活躍が楽しみです。 また、2話の最後に全領域異常解決室・室長宇喜之が参拝していた神社の巫女・豊玉妃花が、一連の事件で犯行声明を出している「ヒルコ」と関係があるような雰囲気でした。
そもそもあの安倍晴明もその一員だったらしい?「全決」についても詳しい説明はされていません。また「全決」メンバーの素性も恐らく神職や陰陽師と関係があるのでしょうが、興玉はともかく雨野にはそんな雰囲気全くないので、これから詳しく明かされるのでしょう。
タイムホールは実在するのか!?
第3話のあらすじで驚いたのは事件の内容でした。過去に存在した物質が何の予告もなしに空から落ちてくるというのです。謎の存在である「ヒルコ」から始まり神話や妖怪の話題が続いていましたが、どうやら次の話は「SF(サイエンス・フィクション)」的な内容になりそうな感じがします。
空から物が落ちる現象と言えば、現実でもニュースで報道されることもあります。「全決(ぜんけつ)」の興玉雅は「タイムホール」の可能性を指摘しています。現場に散らばる物体は被害者が姿を消した状況と合致しており、事件は超常現象によるものなのか、それとも別に何らかの理由があるのかが、見どころになってくるだろうと思います。
「空と穴」と言えば、星新一の名作ショートショート『おーい でてこーい』を思い出します。タイムホールの有無に関しては、ある研究室と関わりがあるようです。過去の事件を再調査するなら、警察にも記録が残されているはずです。「全決」の新人である雨野小夢はもちろん、今までは捜査の主導権を横取りされがちだったヒルコ専従班のメンバー(荒波・二宮・北野)にも活躍の機会が与えられるといいなと期待しています。
タイムスリップを演出した片桐
高層マンションの庭園に空から物体が落ちてくる事件がおき、人間の左足と飛行機の一部が見つかり、雅が異次元媒介装置で、空間スリップだと推測するようです。左足は真鍋のものと判明し4年前に飛行中に飛行機とともに行方不明になっていました。
雅は真鍋の研究の部下の常見を疑うようです。常見はブラックホールに関する研究データの捏造で真鍋に解雇されましたが、実際は真鍋の指示で捏造のいけにえにされたと推測します。雨野は常見が真鍋の失踪に関与したと追及しますが、雅は真鍋の後任の片桐が怪しいと見ます。
真鍋追い落としを図った片桐は真鍋の飛行機に仕掛けをして墜落させ、山中から体を回収し、冷凍保存し、飛行機の一部とともにドローンから庭園に落下させたと予想します。なぜ、マンションの庭かといえば、常見が住んでいて容疑をかぶせる為と想像します。
ヒルコと謎の女性
タイムホールとか、オカルトというよりもSFチックな謎だけれど、今までも摩訶不思議に見えても人の手が介在していたので、今回も人間の仕業なんじゃないかなって思ってます。けれども今度こそ、本当の超常現象だったとしたら、不謹慎かもしれないけれど、面白いですね。
それにしてもヒルコという謎の存在が解決していない上に、神社の謎の女性の登場が気になります。局長の口ぶりだと、あの女性が事件を操っているように聞こえてしまったので、超常現象が関連しているっぽいように事件が起きるのは、あの女性が原因だったりするのかな?それとも小夢が、毎回何か未知のものを目撃することに関わっているのかもしれないし、もう少し謎が明らかになるといいなって思います。