嘘解きレトリックの2話が公開されました。
経営難と戦う探偵バディのドラマ『嘘解きレトリック』第2話は、脅迫状が届いた富豪の大邸宅を舞台に心理戦がくり広げられるという展開になりました。
やむをえない事情から探偵の祝左右馬と助手の浦部鹿乃子が動いて、邸宅を訪問した直後から事件に巻きこまれるのが面白かったです。 すでに第1話の終盤で登場していた藤島家のみなさんですが、第2話では暮らしぶりや人柄がよく見えてきて面白かったです。
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Contents
嘘解きレトリック最新話ネタバレ感想
📽嘘解き撮影日誌📽
❁━━━━━━━━❁荷物が沢山積まれた台車を引きながら
走り抜くシーン💨スタッフがお手本を見せてくれ、#鈴鹿央士 さん&#松本穂香 さんも
一生懸命走り抜けてくれました👏その様子はぜひ本編で🔗https://t.co/BgnBeLtwUl#嘘解きレトリック pic.twitter.com/EFRaJfZDct
— 『嘘解きレトリック』月9ドラマ【公式】 (@usotoki_fujitv) October 22, 2024
鹿乃子のハンドサイン
藤島家の千代は、お嬢様育ちの悪いところが出ているようです。人を見て貧乏人と言ったりするのは、千代の心が貧しいからだと思いました。父親の藤島幸弘は、そんな娘でも、可愛い娘を助けるためなら大金を出すのをいとわないようです。金庫からすぐさまお金を用意してしまいました。
祝左右馬が耕吉のレトリックを見破らなかったら、耕吉にお金を渡していたところでした。
そして、その後も脅迫が続いていたことでしょう。
耕吉は、本来真面目な青年ですから、もう二度とこのような事件を起こすことはないと思います。左右馬が鹿乃子のハンドサインを利用するというアイデアは、よく思いついたものだと感心しました。左右馬と鹿乃子が組んだら、難事件を解決すること間違いなしだと思いました。
誘拐事件なのに優しい世界
まず、藤島家の令嬢の千代の誘拐事件ですが、途中で主人公の鹿乃子が気味悪がられてもよいと思うほど、嘘だと言いたかったのは追い詰められた藤島家の運転手の耕吉を助けたかったのと、千代が耕吉のことを誘拐するような人ではことをアシストしたかったのだと思います。
また、藤島家の当主の幸弘が、耕吉が罪を犯しても運転手として引き続き雇うのはなんて優しいのだろうと思いました。
この時代だとありそうな気がしました。なぜなら、誘拐事件のことを知っているのは藤島家の人だけだからです。それだけ、耕吉は藤島家の人に信頼されていたのだと思います。
最後に幸弘がもう1人の主人公の左右馬らのところに尾現金とカステラを持ってきましたが、鹿乃子は藤島家で食べさせてもらったカステラをゆっくりと食べていたので、お礼のカステラはどのくらい時間をかけて、食べるのだろうと思いました。
優しい世界
祝先生と鹿乃子は波長が合うのか、もうすっかり仲良しになっていて、カステラに喜んだり、大金に小躍りしたりと、日常の風景が微笑ましくて本当に癒されます。前回の感じだと、祝に鹿乃子が突っ込む感じになるかと思ったけれど、どちらも天然ボケだから、そのままボケが流れていくのが可愛いですね。
そして事件の方はお見事でした。嘘だという手がかりだけで、あそこまで推理してしまえるのは凄いことだし、あの運転手さんの本当の気持ちにまで配慮して推理できるんだから、理想の探偵と言えるかもしれません。
もちろんあの運転手さんが、本当に心からあの家に誠意を持って仕えてきた過去と、なるべく傷つけたくないっていう気持ちがあったからこそだけれど、素敵な主従関係だなって感じました。
誘拐されたお嬢様をお助け
旦那さまの藤島幸弘や藤島雪乃が超お金持ちにもかかわらず、庶民である左右馬や鹿乃子に対する差別意識がない、というところには感動しました。 今回の話の中心になったお嬢様こと藤島千代も、ちょっと言葉が強いところがあるけれども、もともとの性格は良く、大切に育てられてきたご令嬢だということがわかります。
故郷でさんざん苦労してきた鹿乃子が千代には心を開いているのも、千代の人柄の正直さを裏づけしていると思います。 ふだんは思いっきりほのぼのしている左右馬と鹿乃子が、事件になると集中して真剣になるのが面白いです。
今後もおとなりの「くら田」でまかないをいただきつつ、九十九夜町で起こる事件をどんどん解決していってほしいです。
耕吉の意外な嘘を見破った左右馬
左右馬が耕吉の嘘を巧みに見抜きました。千代が劇場にいたのに耕吉がいないと言いました。1時間以内に金を持ってこいと言ったのが不自然で、上映中に事件を起こし、犯人がわざわざ手紙を耕吉に渡して、藤島家に持参させたのは。手紙の到着と誘拐されたという証言が同時である必要があったと指摘したのは鋭かったです。
それでも千代が耕吉は犯罪者ではないというと、鹿乃子がウソを見抜けると言いそうになって左右馬が耕吉がウソつくとき、右斜め下45度を見ると、本当かどうかわかりませんが、そういって、鹿乃子の口を封じたのが笑えます。
そういわれて白状した耕吉は正直者で、兄の借金を抱えて千代の誘拐話に乗ったものの、千代を守ろうとして左右馬に見抜かれたのは滑稽でした。 それでも千代を守ろうとした耕吉の心情をおもん図り、幸弘が耕吉を許したのは、微笑ましかったです。
嘘解きレトリック3話ネタバレ考察
松葉牡丹の君の嘘
祝左右馬が借りている部屋には、人からもらったガラクタがたくさんあります。左右馬は、それを売ってお金にしようと考えます。左右馬は助手の鹿乃子を連れて、リヤカーにガラクタを積み込み、古道具屋へと出かけます。古道具屋では、鹿乃子のハンドサインを頼りにガラクタを良い値で売ることに成功します。
そして、そこの古道具屋の主人から、六十番街で財布を盗まれたことを知るのでした。事件の鍵を握るのは、「松葉牡丹の君」のようです。六十番街にできた料亭の美しい仲居の着物には、松葉牡丹の絵柄があります。しかし、左右馬には、仲居に対してある思いがあるようです。左右馬と仲居は、知り合いなのかもしれません。左右馬は、鹿乃子のサインを使って、中居の嘘を見破ります。
松葉牡丹の君の正体
左右馬らはガラクタを売りに行った古道具屋の店主から六十番街で酔い潰れ、財布を盗まれたことを聞きました。
後日、左右馬のところに来た刑事の端崎から六十番街の料亭の仲居に左右馬からもらったつくも焼きがあたって、介抱してもらったので、雑誌の写真に写り込んでいる女性がその仲居だと言い張り、お礼を言いたいと左右馬に言いました。
左右馬は端崎にその女性との交際の先を越されたくないため、端崎をその女性に会わせたくないので、「違う。」と嘘を言いました。
鹿乃子は左右馬が嘘を言っていることがわかったので、端崎が帰ってから、問い詰め、左右馬は正直に「端崎をその女性に会わせたくなかった。」と言いました。
しかし、その女性は介抱したときに端崎から財布を盗んだことがわかり、端崎に問い詰めると財布がなくなっていることがわかりました。古道具屋の店主の財布もその女性が盗んでいました。
祝の嘘は何のため?
祝は鹿乃子が嘘を判別できると分かっているのに、それでも嘘を付くということは、何かしら端崎さんに嘘をついてまでも知られたくない事があるから嘘をつくんだと思うけれど、嘘は悪だと思っている鹿乃子は、その行動が理解できなくて、ちょっと険悪な空気になったりするのかもしれないですね。
祝にとって端崎さんは、きっと見た目では分からないような絆や友情で結ばれているんだろうし、端崎さんが真実を知ってしまって傷つくことがないように、あえて祝は嘘をつくのかなって思います。
なのでこの一件を通して、嘘は悪いものでしかないと思っている鹿乃子に、嘘は悪いものだけではなく、人を守ったり傷つけたりしないための、優しいものも存在すると教えてくれるといいな。
謎の美女はシロなのかクロなのか
次回の『嘘解きレトリック』で鍵になりそうなのは、予告あらすじにも書かれている謎の美女です。手がかりは女性が着用する着物の文様のみ。美女を探しているのは祝左右馬の友人で刑事として町の治安を守る端崎馨です。
馨は刑事ではありますが旧友である左右馬との縁も切れず、要所で顔を出してはいい動きをする「おいしい」人物です。常に自然体の左右馬とは正反対に、髪型や服装が崩れず、かけた眼鏡もあいまって、いかにも真面目な印象です。
そんな馨が美女に興味を抱くのは、ちょっと意外な展開です。体調が悪化したのを助けてもらいお礼がしたい、というのは確かに馨らしいとは思いますが、ひょっとするとこれは、恋バナに発展するのではというひそかな期待も持てそうな気配がしています。
しかし、そうなると気にかかるのは、大切な親友である馨に対して、左右馬が明らかに嘘をつく、という展開です。しかも、左右馬の嘘に気づいたのは助手の浦部鹿乃子だけ。起きているできごとは小さく見えますが、気持ちの行き違いしだいで信頼関係にヒビが入りかねない一大事です。謎の美女と探偵の嘘にはどんな事情が隠されているのか、放送で明かされるのが楽しみです。
端埼に恩を売った左右馬
左右馬が鹿乃子を連れて古物商を訪ねて、値段交渉で騙されないようにし鹿乃子を利用します。鹿の子は、はったり、虚言癖のある店主の嘘をみぬいて適正価格で左右馬が、在庫を売却しますが、店主は六十番街で酔いつぶれて財布を盗まれます。すると端埼が六十番街の料亭の仲居が松葉牡丹の君だと言います。
端崎は左右馬から貰った食べ物で食あたりを起こし、牡丹に介抱してもらったと言いますが、左右馬は端埼が持っていた牡丹の顔が、実物と違うと気付き、鹿乃子は端崎がウソをついていると見抜きます。実は牡丹は以前、端崎が逮捕した前科があり不幸な生い立ちの牡丹を料亭に紹介したと予想します。
ところが、古物商の店主が財布を盗まれたと証言した犯人が牡丹に似ていて、端崎は牡丹が善人で容疑者に、ならないようにかばったと左右馬が見抜くと予想します。左右馬は事件当時、暗闇での現場検証をさせて牡丹を仮装した料亭の仲居が真犯人だと証明して牡丹の疑いを晴らして端崎に感謝されると予想します。