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嘘解きレトリック6話ネタバレ考察!鹿乃子は能力を使いこなせていない?

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嘘解きレトリックの6話が放送されましたね。

嘘が聞き分けられることで真実を見誤ることに苦しむ鹿乃子の姿が見られ、そこで描かれた過去の姿に胸が痛みました。

悪気なく嘘を指摘してしまう幼少期から徐々に嘘を見て見ぬふりできないことで孤立していく姿、そして自身が傷つかないようにと見えた嘘を嘘で見えなくする様子は辛すぎました。

過去の感想やネタバレはこちら

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嘘解きレトリック6話感想

嘘が分かるから見えないジレンマ

鹿乃子が、嘘が分かるからこそ見えなくなっているものがあると思ったのは、嘘の裏にある人情までは読めずに、利市を傷付けてしまったことに悩んだようです。

利市が手鏡を盗んだのではないどころか、 母親がいなくなったヤイコの面倒をみている利市が、手鏡を水路で見つけていなくなった、ヤイコのお母さんのだと嘘ついてヤイ子に渡したと利が言ったところまでは当然、読めません。

祝が言うように探偵を辞めるという鹿乃子は自虐的になり過ぎていて、それも幼少の時からの周囲の鹿乃子への無理解と誹謗中傷のせいだとわかりました。

嘘が分かるから見えないものがあるというジレンマに悩む鹿乃子に対して、嘘が分からない祝には見えるから一緒にいようと言った祝のやさしさが、ほのぼのとするラストでした。

真実を見誤る危うさ

左右馬との出会いは鹿乃子にとっては貴重であり、貧しくても助手として懸命にな気持ちが分かりました。

理解されなかった自分を理解してくれる存在の強さ、一方でそれによって左右馬までも離れてしまうのではないかという恐怖も見られました。

大事な人を傷つけたくないと自ら離れようとする鹿乃子ですが、それが左右馬を傷つけることになると気づき、追いかけて手を取るシーンは胸が熱くなりました。そうなることもお見通しのような優しい左右馬の表情は心震え、これからも鹿乃子の良き理解者であってほしいと強く感じました。

少女探偵団?と鹿乃子の能力

以前ニセ誘拐事件で知り合った自称「少女探偵」のお嬢様・藤島千代の探偵ごっこに巻き込まれた鹿乃子が、ウソが解る能力故に人を誤解し、落ち込んでしまいました。鹿乃子が生まれた村で暮らしていた頃、その能力?が原因で回りから忌まわしい子供だと嫌われて、実の母親にも疎まれて来た哀しい思い出も描かれました。

子供故の正義感でウソが良くないから、とつい口出しするのは仕方がなかったのでしょう。成長すれば周りに併せて上手にごまかしたりできるのに、幼い故にそれができなかった、鹿乃子の正直さが哀れに思えました。

探偵の祝左右馬の助手として能力を活かせるようになり、楽しく暮らして来たのに、この能力を持つ自分が嫌いになりそうになってしまう鹿乃子が気の毒です。それでも左右馬の「一見」天真爛漫な態度によって、彼女がまた前向きに探偵助手を続けようと思えたのは幸いでした。

鹿乃子の居場所

悪意や見栄、気遣い、秘密など、人はいろんな嘘をつきます。一概に嘘をつくことが、悪いことばかりではないのです。浦部鹿乃子は、今回そのことを身を持って知ったようです。利市は自分の妹でもない幼い子どもの面倒をみている気持ちの優しい人間でした。

それなのに、嘘をついていることが分かると、利市がひったくりの犯人だと思い込んでしまいました。鹿乃子は後悔し、自分を責めているようでした。自分に嘘を見抜く能力があることで、真実を見誤ってしまったからです。鹿乃子はまたしても周りを傷つけて、母親にも辛い思いをさせてしまったという思いでいっぱいになりました。

しかし、祝左右馬はすべてお見通しでした。広く大きい心で浦部鹿乃子を優しく包みこんでくれました。鹿乃子の心は左右馬によって救われたように見えました。鹿乃子は、左右馬のところが一番安心できる居場所なのだと思いました。

嘘解きレトリック7話のネタバレ考察

嘘解きレトリック7話のネタバレ考察は、以下がポイントとなりそうです。

POINT

・桐野を幽霊屋敷に誘っていた可能性
・幽霊屋敷と噂される裏に隠れた真実にどうたどり着くのか
・鹿乃子の「能力」を活かして左右馬が事件を解決
・左右馬と鹿乃子の探偵コンビが解決へと導く

幽霊の絵に込めた女の怨念

端崎が事件を捜査しますが、容疑者に女が浮上するようですが、証拠がつかめないようです。倉田が足立画伯が妻を殺してから妻の幽霊が出ると言い、祝が幽霊屋敷に行き、なぞの女の正体は幽霊屋敷が知っていると祝が思います。祝は屋敷で怪しい女の絵をみつけるようです。

画伯は円山応挙に傾倒していて、円山応挙の幽霊図は、応挙の病弱で若くして子供を残して亡くなった妻の雪の無念さを表現していると言われますが、画伯の絵も雪のように不幸な女が描かれているようです。

実はリリーの常連客の桐野が交際していた女が、桐野を幽霊屋敷に誘っていたと予想します。

そこで女が幽霊に扮して桐野を脅し、怪我させて入院させたようです。女は応挙の妻のように薄幸で、妻がいた桐野が妻と別れると騙していたことへの復讐を行ったようで、女の嘘を見抜いた鹿の子が、他にも女に殺された男の所持品を幽霊屋敷から発見すると予想します。

新たに見られる能力の使い方

幽霊屋敷と噂される場所に向かうこととなった左右馬と鹿乃子が見られるようで、幽霊という実態のないもの、そして幽霊屋敷だという刷り込みから大騒ぎする姿が想像できます。幽霊という存在に対して鹿乃子の能力はどう役立っていくのか、そして

幽霊屋敷と噂される裏に隠れた真実にどうたどり着いていくのか。

幽霊を見たという目撃者や屋敷の雰囲気など鋭い洞察力から真実を見極めていく左右馬と左右馬によって引き出される鹿乃子の能力の上手な使い方が見られると感じます。左右馬との関わりによって鹿乃子自身、自分の能力を使いこなせていない様子が見られます。

徐々に使いこなしていく鹿乃子とさらに覚醒させていく左右馬の関係性によって、より信頼関係が強くなっていくと感じます。恋愛のもつれも描かれるようで、左右馬への恋愛感情に対しても描かれていくのではないかとも感じられました。

幽霊屋敷と嘘解き

いつも左右馬と鹿乃子が「ツケ」でご飯を食べている、食堂のおかみのお手伝いを切っ掛けに、事件に巻き込まれるようです。幽霊が出ると噂がある屋敷が舞台になるらしく、

昭和初期を舞台とした江戸川乱歩的な展開になるのでは?

また、ドラマ初回で実家から出てきたばかりの鹿乃子を、カフェでは働けないと追い返した女給さん。この時代らしいモガ風?髪型と服装がとても似合っていて素敵でしたが、この女給さんの再登場も楽しみ。

今回も鹿乃子の「能力」を活かして左右馬が事件を解決するのでしょうが、カフェがらみで男女関係のもつれ?が扱われるらしく、純粋で世間ずれしていない鹿乃子がちょっと心配です。食堂でのシーンは、夫婦と子供がとても優しく愛らしく、お店の常連さんたちも鹿乃子たちに優し暖かくて大好き。6話では登場しなかった分、7話では長い時間見られそうで楽しみにしています。

幽霊の正体

三十三番街で発生した強盗事件を九十九夜警察署の刑事の端崎馨が担当することになりますが、三十三番街の裏には幽霊屋敷があるらしいのです。

10年前に住んでいた足立画伯が現在行方不明で、その屋敷には妻の幽霊が出るといううわさがたっていました。

カフェーの常連客の桐野貫二も、三十番街の幽霊屋敷で女の幽霊を見たと言います。そして、その時に驚いた拍子に転んで骨折してしまったのでした。そこで、左右馬と鹿乃子たちは、うわさの幽霊屋敷へと向かうことになります。足立画伯とその妻は、いったいどこにいるのでしょう。幽霊の正体は何なのでしょう。

左右馬と鹿乃子の探偵コンビが解決へと導きます。案外、屋敷の地下で足立画伯も妻も暮らしているような気がします。

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毎日ある楽しいイベントやニュースの発信が好き。 どれだけ早く最短で情報収集を行い、いかに素早く公開できるのかに命をかけている。 趣味は旅行と釣り、グルメ 嫌いなものは労働
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